「霊感、霊視専門の電話占いって何だかどろどろした感じがする」、そう思う人は多いかもしれません。確かに霊感、霊視の電話占いのホームページはダークな色調が基本になっていますし、そもそも霊という言葉がオカルトっぽい印象を与えているようです。また「霊感、霊視の電話占いに相談してくる人たちもどろどろした物を抱えている人たちが多いのでは」、と思われているようです。確かにそうかもしれません。まるで「類は友を呼ぶ」というところでしょうか。ある部分でそれは当たっているでしょう。どろどろした雰囲気を思わせるところに、どろどろした人たちが集まるのですから。

でも逆を言えば霊能者とはそれだけ厄介な問題に対処できる唯一の存在とも言えるのです。通常の占いでも未来を知ることはできますし、相手の心情だってそれなりにわかります。でもわかるだけでは泥沼から抜け出すことはできない、何とも皮肉な状態に陥ることだって少なくないでしょう。そしてまた電話占いの霊能者に相談してくる人たちの中には、抱えている問題だけでなく本人自身が執着や絶望感などからどろどろとした状態になっている場合もあるのです。こういった人たちを癒せるのもやはり電話占いの霊感、霊視だけではないでしょうか。この人たちも「ネガティブな思いはいけない」と散々言われてきたでしょう。でもどうしてもそこから離れることができなかったのでしょうから。いくら当たる占い師でもただ正論のアドバイスではむなしいだけです。本人の執着が怨念のようにからみついているのか、ネガティブな思いが邪霊を呼んでしまったのか……。そういった部分も確実に霊視で見抜きます。そして問題そのものへのアドバイスだけでなく、除霊や浄霊、波動修正などで本人をも癒すのです。霊能者は決して強制はしないので1回で済まないこともありますが、どろどろした相談者たちもみなきれいに浄化されています。もしかしたらそのために霊感、霊視の電話占いはどろどろとした雰囲気を漂わせているのかもしれませんね。

電話占いの霊能者はすべてを霊のせいにはしない

霊感霊視専門の電話占いに所属している霊能者はいうなれば特殊な能力の持ち主ですし、一般の社会とは離れたところで生活している人たちもいるでしょう。たとえばイタコや修験者などがそれに当たります。霊能力とは通常では見えない物が見えたり、人が住む世界とは別の次元に存在するものとアクセスする能力です。だから霊能者の日常や常識は私たちとは少々違うかもしれません。神聖なものから邪悪なものまで霊的な存在を感じ取れる霊能者。そして世の中は時として常識では考えられない事件が起こるのも事実です。

でも世の中の出来事の9割は、霊的な現象とは特に関係のない常識に基づいて起きているのです。霊能者もそのことを充分すぎるくらいわかっていますし、たとえ人と違う能力を持っていても常識的な感覚も忘れないようにしています。だから有能な霊能力者は安易に霊という言葉を口にしません。逆に何でも「霊の仕業」「霊的な作用」などと霊という言葉を乱用するのは、スピリチュアルなことへの関心だけは強い素人か、そうでなければ営利目的の悪徳霊能者かもしれません。

能力の高い霊能者は鑑定には霊能力を使いますが、何でも霊のせいにはしません。問題の原因が本人の行動にある場合はズバリ指摘しますし、常識的な観点からのアドバイスもするでしょう。時にはあまりにも当たり前な答えに「霊感、霊視での鑑定をしてもらったのに」と腑に落ちない思いをすることがあるかもしれません。でも電話占いの霊感、霊視は当たります。なにしろ細部まで透視能力で見通すのですから。だから認めたくなくても霊能者の答えを真摯に受け止めて下さい。それに占いの答えは至極常識的なことだったとしても、問題を乗り越えて前向きに進んでいけるように波動修正などの気を送ってもらうことは可能です。これこそ占いを超えた、霊感、霊視による鑑定の醍醐味と言えるでしょう。