霊能者は守護霊と交信する

優秀な霊能者は、相手の守護霊と交信するときに優しく問いかけます。それは初めて会った人に対して挨拶をするのと似ています。「初めまして、霊能者の誰々です」と、守護霊に対して挨拶をします。

守護霊は人を守るという役目がありますが、守護霊によっても考え方は異なります。例えば、守る対象になっている人が悪事を働いたとき、守護霊はその事実を必ず知っています。そして、二度と悪事を働かないように守護霊がメッセージを発信するのです。ときどき途方もない罪悪感に襲われ、自分のしたことを悔いる瞬間が多く訪れるという人は、守護霊がメッセージを送っているのでしょう。霊能者は守護霊が何を求めているのか、どのような人間に育ってほしいのか問いかけます。

守護霊鑑定の実例

これからご紹介するのは、守護霊のアドバイスにより、仕事運を上げたAさんの鑑定実例です。Aさんは守護霊を通じて、自分の仕事運を高めていきました。しかし、Aさんは守護霊の存在を信じておらず、自分の人生は自分だけが支えていると思いこんでいたのです。ですが、ここ最近あまりにも仕事が上手くいかず、藁にもすがる思いで霊能者に助けを乞うことにしたのです。霊能者は人を助けるのが役目ですから、Aさんの申し出にも快く応じました。そして、一つだけAさんに質問したのです。

「あなたは守護霊の存在を信じていますか？」

Aさんはこう即答しました。

「守護霊が今の状況を救ってくれるなら、今だけは信じます」と。

ここで一つ解説させていただきたいのですが、守護霊は信じる信じないにかかわらず、人を助けてくれる存在です。しかし、実際に守護霊と交信するためには守護霊の存在を認知しなければいけません。実際に守護霊は存在していると信じなければ、守護霊の助けを実感することも難しくなってしまうのです。幸いにもAさんは、霊能者が守護霊と交信している間は守護霊の存在を信じると約束してくれました。霊能者も安堵し、守護霊に対してメッセージを送ります。

守護霊と交信するためには霊能者か本人がメッセージを送らなければいけません。霊能者の力を借りずとも、自分で守護霊と交信できるという人も確かにいらっしゃいます。しかし、守護霊と交信するためにはそれなりの霊能力が必要になるので、霊能力に自信のない方は霊能者に守護霊との交信を依頼するのが一番確実でしょう。守護霊と霊能者が交信している間、その場は異様な雰囲気に包まれます。おもしろいことに、守護霊が怒っているときは部屋の中の空気が冷たくなり、辺りが静まりかえるような厳粛な空間に生まれ変わります。しかし、守護霊の怒りが静まっているときは母の胎内にいるような安らかな空間を味わうことができるのです。今回の場合、Aさんが感じた雰囲気は前者でした。

霊能者が守護霊と交信して数分経った頃、霊能者は突然声が変わったようにAさんに語りかけます。

「こら、最近の行ないは一体何なのだ！」

Aさんは背筋を振るわせながら、目の前にいる霊能者の威圧的な雰囲気に圧倒されてしまいます。これは霊能者の性格とは関係なく、守護霊が霊能者を通じてAさんに言葉を代弁しているのです。そのため、先ほどの台詞も霊能者が述べた言葉ではなく、守護霊が直接Aさんに語りかけていることになります。

「夜遊びをして、その疲労が翌日まで残っているせいで仕事に張り合いがでないのだ。まずは夜遊びをやめて、睡眠不足を解消することから始めなさい」

この的確な守護霊からのアドバイスは全て真実でした。Aさんはここ最近夜遊びに熱中しており、帰宅するのも午前様が続いている状態です。なぜそのような情報が全て分かってしまうのでしょうか？その答えは簡単です。守護霊はいつも、守護をしている相手を見守っているからです。

Aさんはこのアドバイスを受けて、夜遊びをやめました。その結果、睡眠不足によるストレスが解消されて、仕事に集中できるようになったのです。今まで多かった些細なミスも大幅に軽減され、上司からは「最近よくやっているな」とお褒めの言葉をいただくようになりました。Aさんのように、霊能者を通じて守護霊と交信し、守護霊のアドバイスに従って実行に移すだけで状況が改善されることも多いのです。驚くことに守護霊は見守っている相手の気の回りや、不摂生な生活が本人にどのような悪影響を及ぼしているのか全て分かっているのです。もし、今のあなたに何か上手くいかないことがある場合、霊能者に守護霊との交信を依頼してみるのがいいでしょう。守護霊に救われたというケースは大変多いのです。