霊能者の歴史

電話占いだけではなく、古来、日本では、霊能者が生活の中に根差している地域が大変多くありました。中でも有名なのは卑弥呼でしょう。彼女はとてもすぐれた霊能者でした。邪馬台国の為政者として、そして霊能者として自身の霊能力を大いに活用し周囲へ尽くし貢献していました。また、密教系の霊能者や、いわゆる「村の長老」などが霊能者であるパターンもあり、住民にアドバイスを与えるなどの活躍をしていました。昔は生活の中で霊能者とふれあい、その力を活用するというのはごくごく自然なことだったようです。

そして、恐山のイタコや沖縄のユタなども霊能者の一種です。彼らは特殊な修業を経て自分自身の霊能力を開花させます。そして相談者の心を霊的パワーで見通し癒します。電話占いの世界でも、ユタ系やイタコ系の霊能者は最近増えていて、とても人気があります。霊能者は、霊的世界と通じ、例えば電話占いという形を使って、目に見えない世界の秘密を一般に人たちに分かりやすく教えてくれます。もしかすると、霊能者の存在は、ITなど近代化が進んだ社会に生きる我々に、何か大切なものを与えてくれているのかもしれません。電話占いでも霊能者人気が急上昇しているのはそのせいでしょう。