霊感、霊視系の電話占いとは

電話占いには、東洋占星術・西洋占星術を問わず数多くの占い師が在籍しています。その中でもこの頃人気なのは「霊感、霊視の霊能力で占う」タイプの占い師である霊能者です。

霊感を使うとひと口に言っても、その種類はさまざまです。一般的にイメージされるのは電話越しに、水晶やタロットカードなどの占いツールを活用してインスピレーションや統計に基づいて占いを行うという方法でしょう。また、水晶に近いパターンでは「ダウジング」といって、パワーストーンのついたネックレス形状のツールを振り子のように使って霊感を下ろし電話占いを行う、というものも幅広く知られています。

その他には、お香や薬草、アロマなど香りのするものを焚き、霊感を高めて占うという手法もあります。電話占いの相談者で感覚の強い人は、その香りが家まで届いた、という報告談もあります。そして、ベルやグラスハープなど、専用の楽器などを奏でて霊感を引き出し、電話占いをするタイプの占い師もいます。広い意味では、タロットカード占いなども占い師の霊感が大いに活用されているといってよいでしょう。まれに、純粋に相談者の声色と自身の念力のみから霊感を得られる、大変にインスピレーション能力の高い占い師もいるようです。

霊感系の電話占いの人気の秘密

多くの占い師が霊感を活用していますが、その人気の秘密は一体どこにあるのでしょうか。

まず、霊感、霊視系の電話占いでは、名前や生年月日などの個人情報を伝える必要がない、というメリットがあります。電話占いに相談するにあたって、霊感、霊視系以外の占い、例えば四柱推命や０学、姓名判断などの東洋系占い、そして西洋占星術や数秘術などの西洋系占いのどちらでも、その占術の性質から、ある程度の個人情報を提出するのは必須です。ただ、情報化の進んだ現在では、もしそこが悪質な企業だったとしたら、個人情報が電話・ネット詐欺などの犯罪へ利用されてしまう可能性があります。霊感、霊視以外の電話占いでは、その懸念がぬぐえず不安です。また、たとえ電話占い会社や所属の占い師に悪気がなくてもそれらが漏えいしてしまったり、さらに悪用されてしまったりするなどの可能性を否定することは出来ないでしょう。

その点、霊感系の占いなら、霊能者が相談者の詳細を聞かないためそのような心配がないので、安心して電話占いを楽しめると言えるのではないでしょうか。