強い守護霊、弱い守護霊

守護霊の力が弱れば、守護されている人の運勢も弱くなってしまいます。しかし守護霊は一生その人についているのではなく、守護霊がついていない時期もあります。また生涯の中で守護霊が、何度か入れ代わったりすることもあります。守護霊の役割はその人を見守ることで、ご先祖様などが守護霊につくことが多いようです。しかし必ずしもご先祖様など血縁関係者が守護霊になるのではなく、霊界に存在するソウルグループに属している霊が守護霊を担当する場合もあります。守護霊は霊格が高く霊界にいるために、直接的に自分が担当する人間を助けることしません。もしどうしても必要があると判断した場合には、その人の指導霊や補助霊などの助けを借ります。

守護霊の性格・霊格の違い

霊格が高い守護霊ですが、その性格や霊格も一様ではありません。「守護霊にも性格や霊格の違いがあるのですか？」と、驚かれる方もいるかもしれません。放任タイプの守護霊の場合だと、ある程度その人の意思に任せます。たとえば恋愛であれば、この人と付き合うと傷つくと分かっていてもあえて助けません。新たな仕事やビジネスを始めても、苦労すると知っていても手助けしません。それは担当する人間に、自分で気付かせるためです。傷ついたり失敗することで、人は成長します。それとは逆に担当する人間のことが、心配で堪らない過保護タイプの守護霊もいます。過保護タイプの守護霊がつくと、恋愛も傷つくと分かっている相手とはその前に関係が破綻します。新しいことへの挑戦も、実行する前に上手くいきません。いわゆる無難な人生が待っています。ただ放任タイプの守護霊でも、担当する人間のが本当に危ないと思えば必ず助け舟を出します。守護霊の霊格の違いは簡単に説明すると、守護霊のこれまでの経験の違いです。たとえば経験豊かで高級な守護霊であれば、犯罪を犯すような人間の業を引き受けるだけの度量がある霊的に高いところにある霊です。どんな人間にも守護霊はいますが、霊格はそれぞれ違います。

守護霊の霊格を上げるには

守護霊の霊格も、守護霊によって違います。実は自分の守護霊の霊格を上げることで、貴女の内なる霊格も上げるのです。これまで上手くいかなかった恋愛や、仕事も嘘のように変わることでしょう。では守護霊の霊格を上げるには、具体的にどうすればよいのでしょうか？否定的な考えを止めましょう。利己的な言動は控えましょう。人の悪口を言うのは止めましょう。人を憎んだり、妬むのは止めましょう。人に暴力を振るったり、傲慢な態度を取るのは止めましょう。人を騙したり陥れるような悪行を止め、困っている人がいればその人を助けましょう。そして生きる喜びを感じいつも守護霊や天に祈り、すべての人に感謝することで貴女の守護霊の霊格を上げることができます。

守護霊からのメッセージを受け取る

守護霊に自分のお願いを伝えたい時や心配な事や困っている事があれば、守護霊に手紙に書いて助けてもらえるようにお願いしましょう。手紙の書き方ですが、「親愛なる私の守護霊様」と文章の初めに書きます。そして続けて自分の守護霊に、お願いをする内容を書きます。その時に貴女の正直な気持ちや、置かれている状況も書きます。そして必ず最後に守護霊への感謝の言葉と共に、「これらのことがすべて解決しますように」と付け加えてください。

守護霊からのメッセージを受け取ることができないと思っている方も多いようですが、実は私たちは日常生活の中で守護霊からのメッセージを受け取っているのです。しかし守護霊の役割は、その人にとって都合の良いように幸運を運ぶ存在ではありません。失恋したり仕事が上手くいかない時でも、ジッと貴女を見守っています。またあえて、試練を与えることさえあります。これは親が一人前の大人に成長するまで、自分の子供を厳しく躾けるのと似ています。しかしそんな時でも守護霊は、メッセージを送り続けているのです。

例えば「その男とは別れたほうがいい」とか、「もっと謙虚になれば、仕事は順調にいく」とかです。でももし心が曇っていると、守護霊からのメッセージに気付きません。なかには「自分には守護霊なんかいないだわ」とか、「運が悪い」と思っている人もいるかもしれません。しかしそれは違います。テレビや携帯電話ももし、スイッチを切っていると見ることも相手の声を聞くこともできませんよね。それと同じで、いくら守護霊がメッセージを発しても貴女が心のスイッチを切っていたら、守護霊からのメッセージを受け取ることはできません。心を常にピュアにして、守護霊からのメッセージを信じることです。瞑想や祈りを行うのも、守護霊からのメッセージにアクセスするひとつの方法です。もし困った時は守護霊から何かのキーワードや、偶然が重なったりします。

なかには守護霊からのメッセージを直接イメージや、インスピレーションとして感じる人もいます。守護霊からのメッセージを受け取るには、自分の直感を信じることです。